珍しく嬉しかったこと

駅の階段を、大きなスーツケースを持って登っていたら、急に軽くなって、振り返ったらピンク色のコートを羽織った女性が下から持って支えてくれていた

大丈夫ですか?本当に重たそう

といって、助けてくれた、ごく自然に

それがすごくすごく嬉しかった

優しさを持って生きている眩しい人だった

私もあの人のようになりたい

良い子の暴力

良い子であるというのは案外簡単なことのように思う。

子供でもわかることを忠実に守って、正義感を持って生きるだけのことで、それは本当にわかりやすく、そういう生き方が容易な人間は一定数いる。


そういった良い子、は、良い子の暴力をふるう。

良い子さで人をぶん殴る。正論を唱えて人を責めて、謝らせるのが得意技である。

相手をしていると正直疲れる。

勝手にしてくれればいいのに、なぜ良い子は良い子だって周りに気づかれたいのだろう。

どうして自分こそは正義だと唱えて回るのだろう。

誰に認められたいのだろう。

意見を押し付ける


自分がそうだからって他人もそうとは限らないよね。独りよがりになることはよくある。だけど、そうならないように気をつける意識があるとないとでは大違い。


私はあの人の言いなりではない。

あの人への思いやりを持って接してきただけ。

ストレスを感じることもあったけど、それでも人のためなら頑張れた。


それを、自分の意見は何でも通る、使い走りに出来る、なんて履き違えないでほしい。

こちらの労力、気持ちをすべて踏みにじっている。


人から押し付けられたことを仕方なく受け入れるこちらは、そんなに楽ではないよ。


はい、いいえをハッキリと主張しないのが悪いのかもしれない。

それなら、ハッキリ言おう。


今更顔色を伺って、耳触りのいい言葉を並べても無駄です。

行動で示してほしい。

許せないこと

的外れな返答をされるのが許せない。
それ、関係なくない?と言いたくなるのを、グッと堪える。

問題の先送りをするだけで、何も解決しないのにおわらせようとするのが許せない。
それでどうなるの?

言うべきことを言わないで逃げるのが許せない。
相手がなんでもわかってくれると思うのもやめてほしい。遠慮するなら最初から最後まで遠慮したほうがいい。

必要なことがきちんとできない人が許せない。
周りに迷惑かけるってわからない?

自分の意見をみんなの意見みたいにするのはやめて。

相手に何も言わせないような威圧的な言い方もやめて。
なんでも自分が正しいみたいにしないで。

自分だって、なんにも完璧じゃないのに、他人への不満ばかりが募って、嫌な人間だ。
ブーメラン。